RESEARCHER研究者紹介
保健学研究科 教授・助産師
母性看護学・助産学を専門とし、特に産後うつの予防、精神疾患を合併した妊産婦支援、ハイリスク妊娠における夫婦・家族介入、家族看護モデルの導入・普及などを中心に研究しています。ICTを活用したセルフケアプログラムや父親の産後の抑うつ状態への支援方法の開発など、教育・研究・臨床の現場を統合した取り組みを行っています。助産師としての臨床経験を基盤に、多職種連携や地域支援にも関わっており、産前・産後の母子の心と家族関係の健康を支える看護実践を目指しています。
研究分担者
母性看護学・助産学を専門とし、特に出産体験に関する研究や看護実践をしています。支援経験の浅い看護者や学生でも出産体験の振り返り支援を実践できるよう「振り返りアセスメントツール」を用いた看護介入モデルの構築に取り組んでいます。最近は、大学院生とともに父親支援に関わる研究にも取り組んでおり、母親・父親のメンタルヘルスと親になる過程を支える看護実践を目指しています。
助産師および母性看護専門看護師（CNS）として、特に早産児の母親支援や切れ目ない周産期支援体制の構築に取り組んでいます。臨床経験を背景に、出産体験の心理評価や地域完結型看護の教育・実践に関与し、女性と家族の心の健康を支える看護実践と教育活動に尽力しています。
専門は 生涯発達看護学 で、これまでに「母乳育児支援プログラムの開発」や、現在は「ICTを用いた産後うつ予防プログラム」を共同研究者として進めています。母乳育児支援や周産期看護、教育プログラムの開発・評価に従事し、臨床・教育・研究の現場を通じて、妊産婦と子どもの心身の健康を支える看護実践を目指しています。
助産師としての実践経験をベースに、助産のケア技術の伝承や産後母親への支援の質向上をテーマに研究を進めています。特に「産褥早期の授乳支援場面」に注目し、会話分析および相互行為分析を通じて、熟達助産師による技術の体系化と教育プログラム開発に取り組んでいます。学生や若手助産師の教育に力を注ぎ、地域・臨床・学術の各場面で実践と研究の融合を目指しています。
専門は産後ケアと周産期メンタルヘルスで、特に、宿泊型産後ケアにおける心理的ケアの構成や助産師のコンピテンシーに関する研究に取り組んでいます。
開業助産師や産後ケア訪問員として現場でも支援に携わりつつ、学生教育や専門職研修にも力を入れています。臨床と教育の両輪で、母子と家族の心と身体の健康を支える実践を追求しています。
私は臨床心理士としてのバックグラウンドを持ち、メンタル不調による離職防止や、休職からの復職支援など、主に、働く人への心理支援に携わっています。現在は、メンタル不調で休職した新人看護師が職場に復帰し、働きけられるための介入モデルを代表研究者として推進中です。大学健康管理センターでの実践をベースに、臨床業務に還元できる研究活動を目指しています。